本日は救急蘇生の勉強会に参加いたしました。

講師は前大阪歯科大学歯学部教授の佐久間泰司先生でした。
近年、平均寿命の延長とともに、
ご高齢の患者さんを診療をする機会が増えました。
歯科医師においても、診療所内で突発的な事態が起こった時に、
適切な処置を行う訓練をする事が
より必要とされる時代になりました。
衛生士さんも参加してくださり、とても有意義な時間でした。

印象に残った先生のお言葉を紹介いたします。
動いている心臓に胸骨圧迫(以前の言葉は心臓マッサージ)
をしても死ぬ事はないが、動いてない心臓に
胸骨圧迫をしなければ確実に死にます。
1番の失敗は恐れて何もしない事。
勇気を持って行動してください。
この事はAEDでも同じです。
身近な人が意識不明と感じたら、傍観するのではなく、
少しでも早く行動に移す大切さを学びました。
それによって助かる命が沢山あります。
又、胸骨圧迫を行う際、人工呼吸はしなくても
生存率は変わらないというデータがあるという話も貴重でした。